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   趣味の家つくり 
  薪ストーブ部屋を造る

2011/7/30〜10/15編

薪ストーブ部屋 基礎工事開始!

この家を買ったときから薪ストーブが部屋にありました、ほぼ未使用で。
モルソーというデンマークの薪ストーブらしいです。
たぶんMORSO1410という少し古いストーブ。
調べたらちゃんとした薪ストーブだし結構な値段するみたい。

煙突がありませんでしたが、煙突だけ購入して最初はこの状態で
使おうと思ってました。薪ストーブまったく素人だったので。
でもいろいろ調べていくうちに、このストーブを設置した大工(?)も
実はシロートだということに気がついたのです。
その辺の事情はネットで薪ストーブ専門店の施工の事など調べると色々出てきます。
つまりはとてもじゃないけどこの状態で薪ストーブなんて危なくて使えません。
炉台、炉壁、そして煙突の壁抜きの状態、知れば知るほど不安要素たっぷりだと
いう事に気がついたのです。

そして大して広くはないリビングの一部を占領しているストーブ、正直
この状態では邪魔・・・。

でも薪ストーブは使いたい、
揺らめく炎を眺めながら一杯やるのはどんなにいいことだろうか・・・。
夢は膨らみますが現実は厳しいことを思い知りました。

余談ですが、もともと煙突があったところから雨水が入り込み床、その付近の土台、
外壁がかなり痛んでいることが後日判明、いわゆる瑕疵というやつです。
実は売った不動産屋はそのことを知っていたようです、
知ってて見た目だけごまかしの補修をして売った。
そうなるともはや瑕疵ではなくサギです。完全に違法行為です。
はぐらかす売主、ちゃんと直しますといって連絡をよこさない売主。
当然、しかるべきところに相談し必要な処置を行ったのはいうまでもありません。
最終的に一筆書かせ、その後判明した箇所すべて補修させましたが
ほぼ一年近くに及ぶ長い戦いでした。

その過程でもともとあった胡散臭い炉台は撤去、傷んでいた床は全部張り替えて
もらいました。
すっきりした所で改めて薪ストーブのある生活に向けてスタートです!



2011/7/30
ここの窓をぶち抜いて薪ストーブ部屋を造ろうと思います。
ブロック並べてイメージ・・・

熱中症になりかけながら掘り込み。
夏の穴掘りはツライ


5ヶ月の息子さんとおばあちゃんが見守る中作業は進みます。
数ヵ月後、彼がこの部屋の床の釘打ちを手伝うとはこの頃は
思いもしませんでした。



砕石、たっぷりと敷き詰め填圧をかけます。





鉄筋を突き立てます、この施工方法でよいかどうかは
判りませんが、コンクリートを流しこみ直接土に露出は
していません。

最終的に少し広げました。



2011/8/26
鉄筋も組みあがり、本日いよいよコンクリートを打設します。

あまり少量だと生コンは配達してもらえないのでもう一箇所
同時に打設します。後にガレージの一部になる場所です。

頼りになる先輩がお手伝いに来てくれました。
この場所までミキサー車は入れないので駐車場
から一輪車で生コンを運び入れました。

こちらも同時に、コンクリの扱いもだいぶ慣れて
きたような気がします。


2011/9/19
ブロック組を開始、リビングの床面の高さまで
積み上げていきます。
構造をいろいろ検討した結果、木組みではなく
重量やストーブの熱に対応するためこの構造に
しました。

2011/10/10
やっとここまでできました。
ブロックと砕石でかさ上げ、結構な量になりました。
コンクリを手練でこつこつやるのは疲れます。



5cmほどコンクリを流し込みます。結構な量です。
手練では限界かも(^^;


もう少しで完成です。



2011/10/15
ひとまず土台が完成、まだまだ先は長い。
今シーズン薪ストーブを使うのは無理そうです。





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