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   趣味の家つくり 
  薪ストーブ部屋を造る

2011/10/20〜2012/11 完成まで

薪ストーブ部屋 完成までの道のり!


2011/10/20
いよいよ土台と作ります。
慎重に寸法出し。
どのような工法で建てるか悩みましたが、在来の柱を組む方法
に2x4工法にあるようなパネルを組み合わせて作ってみます。


2011/10/25
あれこれ試行錯誤です。
基本的な施工方法はすべてネットからです。
あえて難易度が高そうなホゾを切って柱を組むことにした理由は
やったことなかったからできるかどうかやってみようと思ったから。
これができれば木工はなんでもできるような気がしたから。

すこしずつ確実に進めます。
柱を一本づつ刻みます、これがノミと金づちの手作業だと時間が
かかる。できちゃえば組むのは一日です。


2012/3/3
いよいよ柱を組み上げます!
友人が手伝いに来てくれました。


どんどん組みあがっていきます

ここまでの準備が大変でした。

2012/3/4
柱が組みあがり屋根下地を貼り付け。
金物たっぷり使って強度もばっちりです。
もし母屋が倒壊してもこの部屋は倒れません!

2012/4/7
屋根の板金は勉強を兼ねてプロに頼みました。和田板金ガルバ仕上げ!


12/7/22
壁の下地は合板を張り透湿防水シートを貼り付け

水切り鉄板。どうです?この曲げ部の仕上げ。

2012/7/23
スタイロフォームで断熱です。
いわゆる外張り断熱住宅ですね。
やってみたかったのでやってみました、満足!
納得いくまで作り込めるのがDIYの良いところ。
自分の家ですから手間のコストは度外視!
手も抜きません!

2011/10/10
この部屋と作り始めたころはまだ赤ちゃんだった息子さんも
すっかり大きくなりました(^^





2012/7/23
外壁は角波ガルバです。
手曲げで加工して貼っていきます。


2012/7/24
この外壁用のパッキン付きのネジがなかなか売ってなくて
だいぶ探しました。

2012/7/24
この窓、自作です、かっこいいでしょ!
汗だくで作業を進めます。

2014/7/26
一面外壁を張り終えたところ。


2012/7/28
外壁完成!
やればできるもんです!


2012/9/6
そしていよいよ内装に取り掛かります!


電動工具大好きな息子さん(^^
おもちゃより電動工具が楽しいみたい。


2012/9/8
壁は板の羽目板です。


2012/9/9
ここまでくると完成が見えてきますね!

2012/9/15
熱を持ちそうなところはケイカル板を貼り込みます。


2012/9/23
クギ打ちする息子さん一歳七ヶ月。
これ、例のガレージビルダーにあった写真の真似。
いずれ「この部屋の一部はボクが作った」といい思い出になるはず。

2012/10/8
炉台の作成に取り掛かります。

直接火が当たるわけではないので耐熱レンガでなくとも
大丈夫です。耐熱レンガの方がカッコいいのですがコスト
の問題も(^^;

バサモルで水平を出しながらどんどん貼り付けていきます。

目地は白セメントで

2012/10/16
炉壁はALCボードを下地に使います。
コレ、個人に売ってくれるところを探すのが一苦労でした。
常陸太田のフジヤ興産さんから購入。

炉壁の裏は空気が流れるように隙間を開けます

2012/10/20
スライスレンガをかんたん漆喰にハイモルエマルジョンをブレンド
して接着力増強させて貼り付けました。

2012/10/20
炉壁完成!
あとは残すところ煙突だけです。



2012/10/21
早く使ってみたい!

2012/10/25
二重断熱煙突も当然自作します!
120mmと150mmのエントツを組み合わせて作ります。
断熱材を隙間ピッタリになるよう巻き付けステンレスの極細針金
で縛ります。内側のエントツの上下部分が外側のエントツ内径
ピッタリになるように巻きます、中間部分の隙間にはロックウー
ルを詰めます。
断熱材は設備用の帯状の物、トラスコとかで売ってます。

ホンマ製作所のエントツを使いました。
これならホームセンターで一本千円ちょっとで買えます。
ちなみに内側は塗装なしステンレスの薄いやつを使います。
外側は黒耐熱塗装済みのエントツ。
塗装なしの薄いヤツの方が安いですからね!見えない方は
これで良し。薄いやつを内側に使う理由は実はもう一つあります。

本物の二重断熱煙突は買ったら1mで3万以上します。
高くて買えません!!
手間暇掛けて金掛けずです!

エイヤッ!と押し込みます!
途中まで押し込んだらロックウールを隙間に詰めます。

ちなみに内側と外側のエントツは差し込み向きを逆にしています。
外側は雨が入らないよう正差し、内側はタールが漏れないように
逆差し。まさに高級二重断熱エントツですねw
でも自作シングルエントツ改でこれやるとどこかの差し込みでつじ
つま合わなくなります。
これが内側に薄いステンレスを使うもう一つの理由です。
薄いので無理やり差し込んだり融通が利くのです。


このT字部分は断熱材巻いてアルミテープぐるぐる巻きにして
耐熱塗料で固めてしまいます。

結構重たい!これは煙突取付方法を考えなくてはなりません。


2012/11/2
エントツ取付開始!

息子さんは真剣に見学


2012/11/10
内側とのエントツの隙間は耐熱セメントを流し込んで密封しました。

とりあえずエントツが上がったところで2012/11/4に感動の火入れを行いました。
エントツTOPはまだありません。

2012/11/10
こんな感じです。
単管パイプを下から立ち上げてエントツを保持しました。
保持方法は垂木クランプにエントツクランプをネジで固定。



2012/11/10

エントツトップが届きました!
これ結構高いんだよね〜!

2012/11/10
完成です!
カッコいい!


2012/11/10
やっと夢がかないました!長かった〜!
薪ストーブ最高です!


2013/11/12
あれから一年経ちました。
もう我が家には薪ストーブはなくてはならないものになりました。
もうエアコンやファンヒーターじゃ物足りなくてだめですね!
なんというか、暖かさがまったく違います。
暖かい空気が出る暖房器具と違い建物全体が温まるというか
深みのある暖かさというか。

洗濯物部屋干ししてもすぐ乾くしね。

朝起きで部屋が寒くないのは感動です。
ここまでの人生で一番大変だった木工作業でしたが何とか完成し夢がかないました。

素人でもやればできます!今はインターネットどうやるか調べ、
ユーチューブで職人の施工方法を見れば誰でもそれなりに出来
てしまうような気がします。

まんざら大げさでもありません、自分で出来てしまいましたから。

実はこの記事は完成から4年後の2016年に書いてます
・・・時間がなくて更新できず(^^;

あれから4年間なんの問題もなく薪ストーブライフを送っています。
冬自宅にいるときは毎日のように焚いてます。
当初あまり乗り気でなかった妻がいまは勝手に使ってます。
妻は俺より火付けはうまいくらいになってしまいました。

薪ストーブ屋さんに頼んで施工してもらったら何百万もかかる
そうです。
自分でやればその何倍も安い費用でできますよ!
手間暇はかかりますがね(^^;





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